【1級FP監修】代表的な株価指数を比較|日経平均・TOPIX・NYダウ・S&P 500

株価指数は、ある市場、国や業種などの全体的な株価の変動を反映させるために、複数銘柄の株価を利用して算出されています。個別株ではなく、国、市場、業種などの全体的な動向を把握したい場合に利用します。
資産形成時のNISAやiDeCoのファンドを選ぶ際、よく聞く株価指数の概要を確認しましょう。
【結論】投資家は自己責任を持つため、最低限必要な投資知識を取得しましょう。
時価総額加重方式、株価平均方式、均等加重方式
株価指数の算出方法は、主に二通りあります。
時価総額加重方式は、各構成銘柄の時価総額の合計を、基準となる一定時における時価総額の合計で割って算出します。この方式で算出されている株価指数として、TOPIX(東証株価指数)やJPX日経インデックス400、米国のS&P500やNASDAQ総合指数などがあります。
株価平均方式は、構成銘柄の株価合計を、除数で割って算出します。この方式で算出される株価指数として、日経平均株価やダウ・ジョーンズ工業株価平均があります。
均等加重方式は、定期的な見直しの際に、すべての構成銘柄の比重が同じになるよう調整する方法です。たとえば、NYSE FANG+指数は10銘柄で構成され、四半期ごとの見直しで各銘柄の比重を約10%にそろえます。時価総額の大きな企業も小さな企業も、見直し時点では同じ比重です。その後は銘柄ごとの株価の動きに応じて、次の見直しまで比重が変わります。
代表される株価指数の種類
日本
TOPIX・・・TOPIX(東証株価指数)は、日本の株式市場を幅広く捉える浮動株調整後の時価総額加重型指数です。2026年10月から、東証のプライム・スタンダード・グロース市場を選定対象とし、売買の活発さなどを基準に定期的に構成銘柄を見直しています。1968.1.4の時価総額の100として時価総額加重方式で算出されています。
日経平均株価・・・日経平均株価は、東証プライム市場から選んだ225銘柄で構成されます。各銘柄の株価を株価換算係数で調整し、その合計を除数で割って算出します。
JPX日経インデックス400・・・JPX日経インデックス400は、東証の上場銘柄から、ROEや営業利益、時価総額などを基に原則400銘柄を選ぶ指数です。各銘柄の比重は、浮動株調整後の時価総額を基に決まります。
米国
ダウ・ジョーンズ工業株価平均・・・NYダウともいいます。米国のニューヨーク証券取引所やナスダックに上場する30銘柄で構成され、株価平均方式で算出されています。工業と名が付いていますが、情報通信、食品の幅広い業種で構成されています。
S&P500・・・S&P 500は、時価総額や流動性などの基準を踏まえて選定された米国の主要500社を対象とし、浮動株調整後の時価総額を基に算出する指数です。1941年~1943年の平均を10として設定されています。
NASDAQ総合指数・・・米国の電子株式市場ナスダックに上場する全ての銘柄で構成される株価指数で時価総額加重方式で算出されています。比重の多いハイテク株の影響を受けます。また、米国以外の国の企業(バイドゥ、ピンドゥオドゥオ)も上場しています。1971.2.5を100として設定されてます。
NASDAQ100・・・米国の電子株式市場ナスダックに上場する非金融銘柄で時価総額上位100銘柄構成される株価指数で一部の銘柄に比重が偏りすぎないよう調整する修正時価総額加重型指数です。1985.1.31を125として設定されてます。
NYSE FANG+指数(FANG+インデックス)・・・米国の取引所に上場するテクノロジー関連の成長株10銘柄で構成される株価指数です。四半期ごとに構成銘柄を見直し、各銘柄の比重が約10%になるよう調整する「均等加重方式」を採用しています。見直しの間は、株価の動きに応じて比重が変わります。
NASDAQ-100がナスダック上場の大手非金融企業を幅広く対象とするのに対し、NYSE FANG+指数はテクノロジー関連の10銘柄に絞っています。少数の銘柄に集中しているため、個別企業の決算やテクノロジー関連株全体の値動きが、指数に大きく影響することがあります。
配当貴族指数・・・S&P 500の構成企業から、原則として25年以上連続で増配し、規模や売買代金の基準を満たす企業を選び、銘柄の比重を均等にする指数です。
欧州
FTSE100・・・ロンドン証券取引所に上場する、時価総額上位の英国の主要100銘柄で構成されています。1983.12.31を1000として設定されています。
ユーロ・ストック50・・・ユーロ圏の代表的な株価指数になります。主要国の流動性の高い50銘柄で構成され、時価総額加重方式で算出されています。1991.12.31を1000として設定されています。
アジア
上海総合指数・・・アジアを代表する株価指数で、上海証券取引所に上場する全銘柄で構成され、時価総額加重方式で算出されています。1990.12.19を100として設定されています。
香港ハンセン指数・・・香港取引所の上場銘柄のうち、時価総額が大きく流動性の高い73銘柄で構成され、時価総額加重方式で算出されています。1964.7.31を100として設定されています。
その他・・・もっと有名な国際的な株価指数ではMSCIが算出する指数が挙げられます。MSCIワールド・インデックス(先進国の大型・中型株)、ワールド・インデックスから日本を除いたMSCIコクサイ・インデックス、新興国の大型・中型株を対象としたMSCIエマージング・マーケット・インデックス、それよりも発展途上国の指数のMSCIフロンティア・マーケット・インデックスなどがあります。先進国と新興国で両方算出したMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスもよく投資信託のベンチマークに採用される指数になります。
日々のニュース・金融情報ので、多くの株価指数に出会います。
PrivateFp合同会社は投資家が知識を持ち、より自分に合った資産運用をできるように支援します。
お客様への情報提供を目的としてのみ作成された記事です。当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とするものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された内容は予告なしに変更されることがあります。
投資商品や有価証券の選択、その他投資判断の最終決定は、投資家の自己責任の原則を基にお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。記事の内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任も負いかねますので、ご了承ください。
証券投資は、投資家の自己責任の原則を基に主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
また、投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。
ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
ご投資にあたっては、商品概要や目論見書(目論見書補完書面)をよくお読みください。
証券投資は、預金と違い元本保証はありませんので、ご注意ください。
Q&A よくある質問
-
株価指数の構成銘柄(組み込まれている企業)は変わるんですか?
-
構成銘柄は半期、四半期ごとなど入れ替えが行われています。
税制・法律・制度の取扱いについての記述は、発信時の関係法令等に基づき記載したものです。今後、変更の場合もあります。
一次情報|参考資料
参考資料・リンク確認日:2026年11月1日。
本記事にはアフィリエイト広告を含みます。広告リンク経由の申込みなどにより、当社が報酬を受け取る場合があります。各サービスの内容、費用、条件は提供元で確認してください。
お問い合わせ
LINE相談受付中
↓FP商品広告↓
FP節約できる広告










