【1級FP監修】医療保険・民間介護保険の貯蓄型・リターン型とは?掛け捨て型との違い

医療保険や介護保険などを検討する際、掛け捨て保険以外に一定額の解約返戻金のある貯蓄型、数年に一度、生存保険金を受取れるボーナス型や支払った保険料が70歳、80歳などに戻ってくるリターン型の保険商品も増えてきました。
消費者が医療保険・介護保険の検討する場合の貯蓄型・リターン型保険のメリット・デメリットを確認しましょう。
【結論】貯蓄型より掛け捨て型の方が支払い総額保険料が少ない場合もある。安易に契約せずシミュレーションを行い判断しましょう。
貯蓄型やリターン型の種類
代表的な貯蓄型、リターン型の種類を紹介します。
ボーナス型
保険契約日などから、3年・5年に一度などに健康祝い金やボーナスなどの生存保険金が支払われます。生存保険金の支払い条件は各保険会社により違いがありますが、入院保険金の支払いがない場合や各種保険金の支払い要件に該当しなかった場合が多いです。
解約返戻金型
保険契約加入時から解約返戻金が増額していきます。解約返戻金が低く抑えられる期間などを超えると解約返戻金が増え60歳から75歳までが解約返戻金のピークになることが多いです。解約返戻金の有無や金額の推移は、商品、契約年齢、保険料払込期間、解約時期などによって異なります。払込保険料総額を下回る場合もあるため、設計書の返戻金推移表を確認しましょう。
リターン型
リターン型は、契約で定められた年齢などに、所定の条件で保険料相当額の一部または全部が還付されるタイプです。還付対象となる保険料や、受取済み給付金等を差し引く範囲は商品によって異なり、給付金等の受取状況によっては還付金がない場合もあります。
また、還付後も保険料の払込みが続く商品と、受取時までに払込みが満了し、その後も所定の保障が続く商品があります。
医療保険、介護保険の貯蓄型・リターン型のメリット・デメリット
貯蓄型・リターン型の医療保険や介護保険は一般的に掛け捨て保険と違って、保険料が高くなります。
しっかりメリット・デメリットを考えていきましょう。
貯蓄型・リターン型のメリット
掛け捨て保険と違い、貯蓄と保障が一緒にできるため、貯蓄部分で貯まった資産を利用することができます。
生命保険料控除には上限があるため、保険料が高くなっても控除額が増えるとは限りません。また、一部の保険料が控除対象外となる商品もあるため、控除対象額は生命保険料控除証明書で確認しましょう。
貯蓄型・リターン型のデメリット
貯蓄などの積立部分が保険料に組み込まれているため、掛け捨て保険よりも保険料が高く設定されています。
途中解約を行った場合に解約返戻金が支払った保険料総額よりも少なくなる場合があります。貯蓄と保障が一緒のため、貯蓄が必要で解約した場合は保障も無くなってしまうのもデメリットです。
また、現在ではNISAやiDeCoなどの税制が優れた貯蓄制度がある中で、保険商品で積立や貯蓄した場合に税制メリットや収益メリットの機会損失が発生する可能性があります。
掛け捨て型の保険と貯蓄・投資を分ける方法も比較する
保障と貯蓄・投資を分けると、目的に合わせて商品を選びやすくなります。ただし、運用商品には手数料や元本割れのリスクがあり、iDeCoは原則として60歳以降の受給年齢まで引き出せません。資金を使う時期や保障の必要性も踏まえて比較しましょう。
PrivateFp合同会社は数多くのファイナンシャルプランニングの経験から、お客様の必要とする生命保険設計、納得のできる金融資産運用設計を支援します。
相談者に合った「最適解」を一緒に検討、お気軽にご相談ください。
Q&A よくある質問
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数年前に貯蓄型に加入しましたが、見直し可能ですか?
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見直しによってメリットが得られる場合があります。現在の解約返戻金だけでなく、今後の保険料総額、還付金、保障内容を比較しましょう。別の保険に乗り換える場合は、健康状態などによって加入できないこともあるため、新しい契約の成立や保障開始を確認してから、現在の契約の解約を検討してください。
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税制・法律・制度の取扱いについての記述は、発信時の関係法令等に基づき記載したものです。今後、変更の場合もあります。
一次情報|参考資料
公式サイト 生命保険文化センター 知っておきたい生命保険の基礎知識
【関連記事】生命保険、医療保険加入するべき?適切な考え方、選び方を解説
参考資料・リンク確認日:2026年11月1日。
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