【1級FP監修】生命保険金や損害保険金もインフレ対策入れた設定を

近年、インフレ(商品・サービスの値段・価格が上昇傾向)は私たち国民生活に大きな影響を与えています。

家計金融において、給与・年金の実質的に目減り、生活費、住宅費の負担増、現預金の金融資産価値の減少です。

その対策して皆さん資産運用を行いますが、身近な保険契約もインフレ対策が必要になります。

保険金とインフレの関係を考えていきましょう。

【結論】多くの保険は給付が固定額。長い保険期間の場合、保険金の実質価値がインフレにより減少する。インフレを考慮した保険金額の対応が必要です。

保険の本質「リスクの変換」

損害保険や生命保険の保険契約の役割は、リスクなどの経済的損失に備えることができることです。もう少し深堀りすると、保険契約には、日頃から支払う保険料実際にリスクが発生したら保険会社から受取れる保険金に分けることができます。

保険会社は、死亡率、予定利率、予定事業費率から算出した保険料を契約者から集め、それを基にリスクが遭った方、保険金受取人に保険金を支払います。このことにより、「発生するリスク・経済的損失」を「支払う保険料」に変換できます。

この「リスクの変換」が保険の本質です。

保険金もインフレ対策必要

火災保険や生命保険は保険契約の保障期間は10年以上の長い期間が多いです。技術革新で建物の耐用年数、医療の進歩で私たちの平均寿命も延びています。

保険金額は固定額となっている場合が多いです。

保障期間が長いと、保険金額もインフレを考慮しなければなりません。

例えば、ミスタードーナツの看板商品エンゼルクリームが1971年発売当時 40円の価格設定です。

2024年現在価格 イートイン165円 消費税10%と込みですが、53年間の上昇率は312.50% です。

エンゼルクリームを40円で購入しようと考えると、お金がたりず半分も購入できません。

保険金も考え方も一緒です。
現在設定した保険金額を数十年後に受け取った場合、必要な金額より少なく、足りないということが発生します。

損害保険の建物の再建築費用や再調達価額、生命保険の遺族保障、介護保障、お葬式費用などもインフレ対策をしましょう。

 ミスタードーナツ公式HP メニューヒストリー1971年より 出典

インフレを考慮した賢い保険金の設定

生命保険や損害保険の契約の保険金額もライフプランの変化により、必要とする保険金額は変動しています。そこにインフレも考慮して設定しましょう。

PrivateFpは数多くのファイナンシャルプランニングの経験から、本当に必要とする保険設計、納得のできる金融資産運用設計を支援します。
相談者に合った「最適解」を一緒に検討、お気軽に相談ください。

佐久眞 盛春の顔写真
執筆・監修: 佐久眞 盛春 (CFP®/1級FP技能士)
Private Fp 合同会社 代表社員。NISA・iDeCoなどの資産運用、生命保険見直し、家計改善、ローン相談のFP実務支援が専門。 プロフィールCFP®情報

作成方法:一次情報(法令・公的統計)を確認のうえ執筆。生成AIは草案作成・表現整理に限定し、最終チェックは人手で実施。内容は執筆時点の情報であり、投資勧誘・個別推奨ではありません。

Q&A よくある質問

医療・がん保険はインフレに弱い?

日額や一時金が契約時に固定のため、物価が上がると実質目減りしやすいです。必要に応じて給付額の増額や特約の追加、別商品での補強を検討します。

保険金額の見直しのタイミングは

3年に一度、累計CPIが+10%到達、ライフプランの変更、この3つを目安に検討しましょう。

税制・法律・制度の取扱いについての記述は、発信時の関係法令等に基づき記載したものです。今後、変更の場合もあります。

公式HP 総務省統計局ホームページ 消費者物価指数CPI

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